冬の奥日光に行く。

風情のある、良い街並み。
ただし、とても寒い。








少し前のお休みの日に、日帰りで日光まで行って来ました。
お目当は、東照宮でもなく、日光猿軍団でもなく、
奥日光と呼ばれる、中禅寺湖近辺からの夕焼けや星空です。





日光へは、東武日光線を使って行きました。


4両しかない電車でして、
昔ながらの雰囲気のする良い電車です。

こういう、ボックスシートの電車って、旅っぽい感じがして好きです。
東京横浜に居るとあまり乗る機会が無いので、とても新鮮。

平日に行ったからなのか、他に乗客はほとんどおらず、とても静かな電車旅でした。




地元から3時間半ほど。
辿り着いた東武日光駅。

東京は雪はもう全然残っていませんが…こちらはまだまだ積もっていました。

三角屋根の、特徴的な駅舎ですね。

駅のバス案内所で、中禅寺湖方面のバス乗り場や時間を確認して、
バスでまずは中禅寺温泉のバスターミナルへと向かいました。
途中のいろは坂で、子供の頃の遠足のバスを思い出しました。
あの頃は、よくバス酔いをしてたので、結構酔って気持ち悪くなってたなぁ。
懐かしきエチケット袋。



中禅寺温泉のバスターミナルへ到着。


結構な雪景色です。
粉雪もチラホラ降っていたり…。

天気予報だと、こっちも晴れの予報だったのですが…。
早くも、夕焼けや星空撮影は諦めモードに。

こうなったら、せっかくなので、綺麗な雪景色をたくさん撮ってやろう!

と、思ったのですが、


とにかく、寒い。
めちゃんこ寒かった。奥日光。

中禅寺温泉のバスターミナルには、一休み出来る休憩所があって、そちらで小休憩。
暖かなストーブが設置されており、旅人たちの憩いの場となっていました。
まぁ、
自分以外は、中国人の方しかいませんでしたが…。

他にも、休憩所横のトイレは、氷結防止の為に、水道の水が常時出っぱなし状態になっていたのがちょっと驚きだった。
この寒さだと、簡単に凍ってしまうんでしょうね。



その後、
すぐ近くにある、あの有名な華厳の滝へ向かいました。

…向かったのですが、

すみません、
ここは、特に寒くてですね。
なんかもう、頭が痛くなるくらい寒かった!(笑)

そんなわけで、
余裕が無く、華厳の滝ではあまり写真が撮れませんでした。
でも、とっても綺麗でしたよ!
ちなみに、凍ってはおらず、大きな音を立て大迫力で流れておりました。


ほんとは滝壺の方まで行くエレベーターに乗っていくつもりだったけど…。
またの機会に。



寒さと空腹に耐えかねて、
華厳の滝のそばのお店で温かいラーメンを頂きました。
名物の湯葉を使った、ゆばラーメン。
美味しかった!



お次は、真っ赤な鳥居をくぐって…


美しい冬の中禅寺湖へ。

冬の澄んだ空気の中で、わずかな陽の光に照らされた湖は、神秘的でした。



中禅寺湖の周辺を少し歩いて、男体山を望む場所へ。

日光富士とも称される標高2484.4mの山。

名前からのイメージ通り、とても逞ましくて雄大です。

しばらく、見惚れてしまいました。




歩き続けると、小さな商店街に出ました。
お店は全くやっておりませんでしたが、
なんとも風情のある雰囲気の街並みでした。



もう少し色々と歩いて行きたかったのですが、
この時点で、結構雪が強くなり吹雪いて来まして…。


お目当の一つだった、イタリア大使館記念公園が、今のシーズンはお休みで完全に通行止めになっててかなりガックシきたのもあり…

今回は、ここで散歩を止めて、引き返すことにしました。




その後は、日光駅のすぐそばにあるホテル、
日光ステーションホテルクラシックにて日帰り温泉につかりました。
露天風呂が最高に心と体に沁みました。
とても気持ち良かった。
値段も、リーズナブル。
ほっかほっかになって、帰路に着くのでした…。



とまぁ、
あまり盛り上がりの無い旅日記になってしまいましたが、仕方ありません。実際こんな感じだったので(笑)

でも、
中禅寺湖の冬景色はほんとに綺麗だった!男体山も。
それが味わえただけでも、行った価値があったと思います。
ずっと東京横浜に居たら、あんな風に雪を見ることもなかったのですから。
あの近辺は、自然にも囲まれていて、とても良いですね。

また、今度は、
日光東照宮なども含めて行って来れたらな〜と思います。



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